4/29/0022

出産回顧録

記憶に新しいうちに出産について記しておこうと思う。

結局、予定日の3月24日までに陣痛が来なかったので、25日に誘発分娩となった。

5:00 am 病院にチェックイン
5:30 点滴開始/
子宮開口2cm
6:00 誘発剤投入
7:30 陣痛 3分間隔 30秒
8:35 ドクター到着 
子宮開口3cm 子宮口チェックしたら破水!
8:50 陣痛 2分半間隔 45秒 かなり痛くなってきた!!
10:30 
子宮開口4cm
11:00 Epidural(麻酔)投入開始 すぐに痛みが消えた♪
12:30 子宮開口5cm
12:50 酸素吸入開始 赤ちゃんへの酸素供給が十分でなかったらしい
13:25 子宮開口6cm
15:00 子宮開口6cm
     誘発剤増量/次回チェック時も変わらなかったら
     帝王切開になると言われる
16:25 子宮開口9cm やった~♪ナースも一緒に喜んでくれた
17:00 子宮開口10cm いきみ開始 
     下半身の感覚が麻痺しているので、難しい・・・
17:42 姫 誕生!

午前11時にエピデュラル投入してから午後5時にいきみ開始するまでの間、はっきり言って暇だった。下半身麻痺状態だったので尿管を入れられ、痛みは全く感じないものの、動けず飲食もできず。付き添いの夫と母と一緒に、万が一男の子が産まれたら名前はどうしよう??などとおしゃべりして過ごした。昨年11月に日本で双子の
経膣分娩をした妹の大変さを見ていた母は、無痛分娩に驚愕だった。なんて楽チンな出産なのだろうと。2時間超の陣痛の痛さも経験したものの、私自身が出産直後に、「あれ、もうおしまい?」と思うほど、簡単に終わってしまった。ただその時点では、麻酔が切れたあとの痛さを知らずにいた私。会陰切開したにもかかわらず、さらに予想以上に裂けてしまったらしいが・・・。ドクターも同情して簡易ウォシュレットをくれた。

こんな感じであっという間に終わってしまった出産。不安がなかったこともない。
妊娠中に見た、「The Business of being born」というドキュメンタリー映画はアメリカの出産事情について詳しく伝えていた。先進国にもかかわらず、出産時の赤ちゃん死亡率が高いアメリカ。促進剤やエピデュラル、薬漬けの危険性、帝王切開率の高さ、ビジネス化した医療など。実際私も、予定日の翌日、陣痛が来るのをそれ以上待たずに誘発だったし、子宮口の開きが遅くなったときは簡単に帝王切開に切り替えられそうになったし。ドクターは高齢出産の私に良かれと思いやってくれていると信じていたが、それでも考えるところもたくさんある。

ただ、もし万が一もう一人出産することになったら無痛を選択するかと問われたら、やっぱり無痛を選んでしまうだろう。今回、何事もなかったから言えることなのかもしれないが・・・

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